一夜

2004.10.21/22

夜の帳が降りて、絶え間ない雑音が沈む。わずかな孤独、平らな静寂、華やかな沈黙。一夜一人の女が部屋の片隅で思いを巡らせる。繰り返される幻想は一人の女の軽い失望と豊かな希望を醸し出しながら、ノスタルジックな世界へと誘う。

photo:テス大阪